[VR]モーションキャプチャーの初歩

7月19日(水)にアドバンスドテクノロジーラボ(通称:ATL)へ行きました。
ATLの詳細は、こちらの投稿を参照ください。
タイトルにもある通り、モーションキャプチャーの勉強会に参加しました。

OputiTrackの魅力

当日はオプティトラックの日本正規代理店の方が講師として
2時間x2回(午前と午後)講義をしてくださいました。

OputiTrack社についてはこちら

主に『使い方』に関する説明でしたが
途中に質問を挟みながら進めて下さったので非常に解りやすかったです。
(とは言っても使いこなすのは難しそう。。。)

モーションキャプチャーの使用目的としては
『ゲーム』のイメージが強かったのですが
ロボティクス・VR・スポーツ・バイオメカニクス・エンターテイメントなど
あらゆる分野に利用されていると聞き、非常に興味が増しました。

耐震実験の測定等にも利用されているそうです。

キャプチャリングするための設定

ソフト(Motive)を立ち上げたら、即キャプチャースタートというわけではありません。

主に2つの設定作業が必要です。

【キャリブレーション】

ATLでは天井に12台のカメラが設置されています。
それらのカメラが空間上のどこにいるのかを認識させてあげる作業が
キャリブレーション作業です。

 

まず写真のT型の物を持ってくるくると回しながら15~30秒程度歩きます。
(円を描きながら回すイメージです)

T型の物には白い球体のマーカーが付いていて
それらを三次元的に(XYZ軸)測定することで
カメラ自身が自分の位置を認識します。

これで終わりではありません。
このままではカメラが地面を認識していないので
写真の△定規の様なものを床に置きます。

以上でキャリブレーションは終了です。

【スケルトン】

次に行うこの作業は、カメラに人物を認識させるために行います。

これを着ます!
テレビなどで一度は目にしたことがあるかと思います。

私は着ていませんが、まあまあ恥ずかしい感じです。。(笑)

頭から足に至るまで、くまなくマーカーを付けて
歩いたり、跳んだり、動いたりします。

PC画面上では、人物と同じ挙動で動くモデルが確認出来ます。
そうなることは分かっていても実際に目の前で見ると
驚いたというより感動しました。

でんぐり返しなどの少し奇抜な動きをすると
マーカーを捉えにくい部位(お腹など)は
画面上でひくつきます。

これは文章では伝わりにくいかと思いますが
簡単にいうと実際の動きと異なった挙動をしてしまう場合があります。

もちろん修正方法はあるので
この記事を読んで不安を感じた方はご安心ください。

以上で設定は終了です。
あとは想像を形にするために試行錯誤し創造していきます。

VRで活用するために

VRでの利用を考えると冒頭でも触れたように
ゲームなどが真っ先に候補に挙がると思います。

そしてその場合、何か(ボールや銃など)を持たせることにもなるはずです。

その設定として△定規の様なものを持って
剛体(変形しないもの)として認識させる作業が必要です。

ここまで色々小難しい内容を記載しましたが
私自身も全くもって初心者です。

ですから、この記事を読んで一人でも多くの方が
可能性や未来のあるモーションキャプチャーに
興味を持って頂けたら幸いです。

次回は、Googleストリートビューの制作実績についての記事を書きます。
お楽しみに!