CG(コンピューターグラフィックス)とは

前回はアナログ的手法でバーチャル空間を演出する方法を学びましたが、今回はいよいよデジタルの世界に突入していきます

本日はVRにとっては欠かせない技術であるコンピューターグラフィックス、
いわゆるCGについてです。

2Dと3D

2DとはXY座標で表現される平面的な世界です。テレビ映像がこれに当たります。

3Dとは、平面に奥行き(=Z座標)を追加した世界です。ヘッドマウントディスプレイを装着して見えるVRの視点がまさにこれに当たります。

3DCG制作の流れ

3DのCGはどのように作られるのでしょうか。
以下がかんたんな流れとなります。

1 モデリング
2 アニメーション
3 マテリアル制作
4 カメラワーク
5 ライティング
6 レンダリング

モデリング

ポリゴンと呼ばれる多角形の面を繋ぎ合わせてオブジェクトと呼ばれる型を作ります。

ゲームの中のキャラクターも、実は何万個もの小さな三角形を繋ぎ合わせて作られたものなのです。

アニメーション

モデリングされたキャラクターに動きをつけることをアニメーションといいます。
人間と同じような骨組の情報を内部に埋め込み、それを動かすことでリアルな動きを表現します。

マテリアル制作

この時点でのキャラクターは、肌の色など表面の見た目の情報を持っていない粘土のような状態です。

これにテクスチャーと呼ばれる表面の情報を打ち込みます。

キャラクターに限らず、マンション物件のCGであれば、床のテクスチャーは大理石だったり木目のフローリングだったりといった選択をこのフェーズで行います。

カメラワーク

ここまででキャラクターの3Dモデルが完成しました。
ではこのキャラクターをどの視点から見ましょう?

バストアップ? それともはるか上空から?

そのカメラ位置を決めるのがこのフェーズです。

ライティング

このフェーズでは照明の設定をします。
まだ今のままでは光の無い暗闇の中でカメラを向けているのと同じ状態です。

蛍光灯のように全体を照らすのか、
それとも怪談話を語る時のように顔の下から灯りを照らすのかといった具合です。

レンダリング

最後にレンダリングと呼ばれる、
コンピューターによる書き出し作業が必要になります。

この時点で何万ポリゴンという情報をもったものを、動きのあるCGアニメーションとして書き出しを行いますので、物によっては数時間かかる場合もあります。

これでようやく3DCGが完成となります。
映画のCG映像に限らず、
ゲームの分野ではアニメーションの工程をゲームコントローラで指示する事もありますし、
VRの分野では、3DモデルをVR空間内に取り込んで様々なコンテンツに応用されています。

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Wammysでは、スマホの連続シャッター撮影した複数枚の画像を合成して実写3Dモデルの制作なども行なっております